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R水素イベント、カオスに終わり、ケミストリーが生まれる?


昨日、「R水素でつくる、これからのエネルギーのかたち」というイベントを開きました。


R水素というのは、水の中にある水素とマッチングさせることで、再生可能エネルギーのポテンシャルを高めるアイデアなのですが、まだまだ知られていません。


エネルギーはいまの社会には、なくてはならない血液のようなもの。なので、その問題をひもとくには、環境、科学技術、政治など、多くの分野から考える必要があります。


さらにR水素システムを実現するためには、再生可能エネルギー、水の電気分解、貯める方法、燃料電池、水素エンジンなど、さまざまな技術を組み合わせる必要があり、それもまだ実例が少ないため、全体像を理解してもらうには時間がかかります。


その、画期的だけど、多角的な視点が必要なR水素をよりわかりやすく伝えたい。そんな思いで、greenz.jpでR水素ネットワーク代表の江原春義さん(以下、ハルさん)と、さまざまなキーパーソンとの対談企画を連載していこうと考えました。そして、せっかくの対談、どうせならイベントというかたちで公開してもいいかも、ということで実施したのが昨日のイベントでした。


第1回のゲストは、放送作家・音楽プロデューサーで、WorldShif Network Japan代表の谷崎テトラさん。テトラさんはハワイ島、ロラン島、屋久島などでR水素の事例を見て来ているので、初回としては最適だと思ったのです。

ふたりの対談で、どんな新しいビジョンが見られるのだろうかと思っていたのですが、イベントが始まってみると、対談ではなく、ふたりのプレゼン合戦のようなかたちになりました。R水素のパイオニアとしてのハルさんの理念と、放送作家としてさまざまな世界を見てきたテトラさんの現実路線。それがぶつかって、議論は平行線のようになったのです。


正直、イベントを仕切る側としては困りました。でも、面白いとも思いました。いまエネルギーに限らず、ソーシャル系のイベントがあちこちで行われていますが、、誰かが成功事例を発表し、みんながそれを聞いてポジティブな気持ちになって帰る、といいうものが多いような気がします。


ところがR水素は、まさに現在進行形の革命的なアイデア。イージーな結論がなく、みんなで問題を共有するカオス感というのは、先が見えないけれども変わらざるをえないいまの世界のリアルとシンクロしてるようで、ゾクゾクしてしまったのです。


イベントに来ていただいた方は戸惑ったと思います。「なにこのとっちらかった感じなの」と。ほんとうに、貴重な時間を割いて来ていただいて申し訳ないと思います。でももし、カオスから何かが生まれる可能性、いっしょに神輿をかついで盛り上がる楽しさを感じてもらったなら、また参加してほしいと思います。新しい出会いにも期待しています。


対談企画はどうなるかわかりませんが、ともに学び、ともに考えるギャザリングのようなかたちで、このイベントはしばらくシリーズにしていきたいと思います。


ソーシャルメディアでのやりとりでは生まれないケミストリーがイベントにはあります。ハルさんがいつも言う「世界を変えるんじゃない、ひっくり返すんや!」を、実践する場にしていきたいと思います。


またやりますので、興味ある方、ぜひご参加ください!