政治×ソーセージ×LEGO=!!!!!

ソーセージをつまみながら政治について語るイベント「SOW!政治」、vol.9はレゴブロックを使い、「LEGOシリアスプレイ」のメソッドを使って行われました。

 

19時を過ぎてぼちぼち人が集まり始め、恒例の、ソーセージをモグモグしながらモヤモヤを共有する時間。公平と平等の違いなど、いきなり深い話題で盛り上がります。

 

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ひととおりお腹がふくれたところで、レゴが登場。一人ひとりに、同じようなパーツが入ったレゴブロックが配られます。組み立ての練習、続いて「意味付け」の練習。自分がつくったタワーに意味を見出し、他の人に説明するという、レゴシリアスプレイの基本を試してみるのですね。

 

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そして、いよいよ政治について。「理想の政治のかたち」を参加者それぞれが頭と手を動かしてつくりあげます。ほとんど同じ材料なのに、それぞれ個性的な「政治のかたち」ができるから面白いです。

 

できあがった「政治のかたち」をみんなで見て、隣の人の作品の説明をし、そのあと自分で解説するというステップで、形の違いだけではなくて、考えの違いも共有していきます。普通のディスカッションだと、声が大きい人やしゃべるのが上手な人が流れをつくったりしてしまうことがあります。でもレゴという目に見えるものを通してひとつひとつじっくり考えることで、お互いの考えについて理解が深まり、また自分の考えを明確にしていくことができるのですね。

 

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最後は、みんなの作品をお互いで配置し直して、一連のストーリーをつくるという作業。ここでも、同じものを通して色々な見方ができることを実感できます。「政治」とひとくちに言っても、それぞれ実は頭の中には違うイメージが居座っています。それをいったん、それぞれの頭と手を経た「かたち」としてアウトプットすることで、より課題が明確になったような気がします。

 

そして、なんといってもレゴは楽しい。ブロックをいじっていると眠っていた遊びこごろが目を覚まし、楽しく、明るく考えようという気持ちが起きてくるのですね。

 

ソーセージだけでも十分、政治の話を穏やかに話すことができるのですが、そこにレゴが加わることでさらに楽しく、深く話をすることができ、実りの多い時間となりました。

 

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さあ、次のSOW!政治は、どんなかたちでやろうかな。