安保法案、賛成!反対!の前に

greenzライターのランチミーティングでの雑談がきっかけで
有志ではじめた、ソーセージをつまみながら政治を語る会、
「SOW!政治」。

第2回のテーマは「安保法制」でした。
反対とか賛成とかの前に、
そもそも法案読んでみなきゃね、ということで
みんなで案文概要を読みながら話し合いました。
もちろん、ソーセージをつまみながら。

しかし案文、超難解。
同じ日本語とは思えないレイヤーの違いを感じます。
この言語が通じる人たちだけで進めるから、
みんな理解しなくていいよと言われているような
ハイブロウ具合。

それに対して概要は分かりやすくまとまっています。
案文から概要にする過程で大事なところが抜けている
かも知れないので、概要で安保法案の本質が
分かるかどうかは謎なのですが、
これを読むのが精一杯です。

で、読んでみると、
何が課題でできた法案なのか、
どこに問題があるのかが自分なりに見えてきます。

政治や経済のややこしいこととなると、
とかくカンタンな説明を求めたりしがちですが、
やはり、自分で元のソースに当たって
考えることはとても大切なんですね。

これからは
簡単に「賛成」とか「反対」とか言うのは
やめようと思いました。
そうではなく、どう考えるかとか、
せめて、どうして賛成、反対なのかという
理由をつけて意思表示をしようと思いました。

人と話をしていると、
思いもよらない視点が得られます。
「株をやっている友だちは安保法制に賛成している」
という話が出て、国際的な動きももちろんなのですが、
経済的な動きも政治に大きな影響を
与えているのかも知れないのですね。

政治じゃなくて、経済についても
もっと勉強しなきゃなぁ。
わからないことがわかる、
貴重なSOW!政治。
大事な場として育てていきたいものです。