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再エネ法でホントに自然エネルギーは広まるの?


自然エネルギーの全量買い取りを電力会社に義務づける再生エネルギー特別措置法が成立しましたね。自然エネルギーを推進している多くのNGOの中には、この法律が自然エネルギー普及の鍵になると主張しているところが多かったような気がします。もちろん、これまでなかった自然エネルギーの市場ができることは大きな一歩だと思いいます。でも、でもですよ。それはオープンな市場ではないですよね。結局買い取るのは、地域の電力を独占する電力会社なわけですよ。


自然エネルギーって、食べ物で言ったらオーガニックみたいなもんだと思うんです。せっかくつくったオーガニックの野菜が余ったと。自分たちで売ったり使ったりできないほど余った。じゃあ、どこかの流通に売ろうということになりますね。そして売っても、きちんと分けられないと、農薬バリバリの野菜と混ぜて市場に出回ることになります。環境とか健康のことを考えたら、食べ物は地元で地産地消するのがベストですよね。エネルギーもいっしょ。余ったからといってまた大きな流通経路に戻して、遠くで作った化石燃料原発の電気と混ぜて売ることはないんじゃないでしょうか。


自然エネルギー地産地消のためには、貯める技術が必要です。いまいちばん有力なのは蓄電池ですかね。でも蓄電池は貯められる容量に限りがありますし、重さもかなりのもの。そして何度か使っていたら劣化しますよね。せっかく再生可能な自然エネルギーなのに、それを貯めるものが再生不可能なゴミを出すのはどうなのでしょう。電池はあくまでもモバイルや小さな車といった物に使うレベルで、地域単位の自然エネルギーを貯めて使うだけのポテンシャルはないように思えます。


そこでR水素です。余った自然エネルギーで水を電気分解し、水素として貯めておくというR水素のアイデアを使えば、タンクの容量さえあればどれだけでも貯められます。ずっと保存しておいても量が減ることはありません。タンクも電池ほどは劣化しません。そしてなにより、水素は使ったあと水に戻ります。水からできて、また水に戻る。R水素は究極の持続可能なエネルギーのかたちなのです。既存のエネルギー社会の中に自然エネルギーを取り込むのか、エネルギー社会の仕組み、文明のあり方を変えるのか。大きな視点で考えると、よりR水素の可能性の大きさがわかると思います。


greenz.jpが毎月やっているイベント「green drinks」の次回のテーマは、「これからのエネルギー」。R水素ネットワーク代表のハルさんも、R水素を応援してくださっている映像作家の中野裕之さんも登壇されます。これからのエネルギーを考えることは、これからの社会を、生き方を考えること。興味ある方は参加してみてください。


green drinks Tokyo「これからのエネルギー」9月8日(木)18:45〜


R水素ネットワークの浅倉彩さんが先日ラジオに出て、自家用のR水素システムを製造しているメーカーのことについて語ったインタビューがネットで聴けるようになってます。こちらもぜひお聴きください。


太陽の光と水で電気を作れる地球にやさしい発電機!「ZEEP24」
(FMヨコハマ)