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マッタリと浅間嶺


昨日は浅間嶺という山に行ってきた。


新宿からホリデー快速に乗り、
武蔵五日市に着くと、すんごい人。
まだまだ夏は終わってないぞという賑わい。


登山口へ向かうバスも混み混み。
ただし、乗ってるのはオッサンオバハンばっかり。
このバスはR45指定か!とツッコミたくなるほど。


本宿役所前というところでバスを降り、
まずは払沢の滝に向かう。
勢いのある滝を眺めながら
気分を山モードに切り替え、登山口へ。


最初のうちは車道が多く、
日差しをモロ受けるため、暑い。
背中に汗を流しながら、
えっちらおっちら登る。


やがて山道に入り、
時坂峠までは急な登りになる。
ちょっとキツい。
峠を登りきってホッとしたところに、
古い茶屋があった。
茶屋のそばに湧き水があり、
そこで冷たくておいしい水を飲んで生き返る。


この峠道から続く尾根は、
古くからの街道だったようだ。
きっと昔の侍たちも、
ここで一服したんだろう。


峠を越えると尾根歩きが続く。
道のそばは沢もあってとても気持いい。
ボーっとしながら歩いていると、
後ろを歩いている友達に呼び止められた。
大きな変わった鳥が歩いているという。
振り返って見てみると、
キジみたいな鳥が
ホロッホロッ鳴きながら地面をついばみ歩いている。
近づいてみても、逃げる様子はない。
ホロッホロッ言いながらヒョコヒョコ歩いている。


福々しい鳥の姿に元気づけられ、
たたたと歩くと大きな広場。
広場から100メートル急登を登ったところで、
ようやく頂上に着いた。


ややうす曇りだったけれども、
近くの山並みやふもとの集落ははっきりと見渡せた。
小さい山でも、頂上ってのは気分がいいものだ。


親切なオバハンから
漬物やらぶどうやらをいただいたりしなが
らゆっくりと昼ごはん。


下りは、
当初は浅間尾根をゆっくり歩いて
数馬まで降りる予定だったのだが、
山が初めてという友だちが
ひどく疲れている様子なので、
尾根の途中で国道に降りるルートで下りることにする。


最初は上川乗というバス停に
下りようとしたのだけれども、
よっぽど通る人が少ない道なのか、
道が途中で草むらになっている。


こら迷うかもしれんと引き返し、
人里峠から和田というシブい名前の道を通って
人里バス停に下りる。
この道も、迷うことはなかったけど、変な道だった。
掘り返したような土がずっと続くのだ。
柔らかい土は踏んでいて気持ちよく、
あっという間に国道へ。


ここで1時間バスを待つ。
待ってる間は、
地元の煩悩が抜け切ったようなシルバーたちと触れ合い、
なんともマッタリした時間だった。
う〜ん、懐かしい未来、って感じ(なんとなく)。


時間通りにやってきたバスに乗り、
数馬にある温泉センターへ。
ここはええ値段取られる割には浴槽が狭く、
至近距離でオッサンの裸を見ざるをえない
ヘヴィーな風呂だった。
お湯は、よかったけど。


湯上りにビール飲みながら
地元の人たちが作ったと思われる
おやきやクッキーを食べてトロトロに癒され、
バスに揺られて武蔵五日市へ。


行きの電車でも見たような
オッサンオバハンらとともに
電車に揺られて帰途につく。


久々の近場でのユル〜い山歩き。
心の毛穴まで開くような一日だった。